専門家's Eye

by水嶋　英治

初出媒体：博物館研究

博物館は社会的調和の牽引役となり得るか ーＩＣＯＭ　上海大会報告

常磐大学大学院教授研究科科長 水嶋英治 　昨年（2010）11月7日から12日までの6日間、上海国際博覧会会場にて国際博物館会議（ICOM）の第22回大会が開催された。用意周到な中国博物館界のビッグイベントであったが、前年の2009年には、ICOMアジア太平洋地域連盟（ASPAC）の日本会議...

［ジャンル ：

教育・普及

，

博物館運営

，

法律

，

その他

］

［原稿種別 ：

取材・レポート］

2012年07月02日更新

専門家's Eye

by水嶋　英治

初出媒体：博物館研究

博物館倫理規定と専門家集団としての行動規範

常磐大学大学院教授・研究科長 水嶋英治 　グローバリゼーションの動きは博物館界にも多大な影響を及ぼし、一館・一国だけの問題ではなくなっている。各国が積極的に倫理規定を制定・普及啓発している中で、博物館としての、また専門職としての倫理観醸成に向けて動きが加速している。意識する・しないに関わらず...

［ジャンル ：

調査・研究

，

収集

，

展示

，

教育・普及

，

博物館運営

］

［原稿種別 ：

調査報告］

2011年05月29日更新

専門家's Eye

by水嶋　英治

初出媒体：博物館研究

グローバリゼーション時代における博物館専門家集団の役割

常磐大学大学院教授・研究科長 水嶋英治 はじめに 　十年を一昔とすれば、日本博物館協会が創立されたのは八昔前である。あと20年もすれば、100周年を迎えることになる。歴史と伝統のある博物館協会ではあるが、現状よりもさらに発展させていくためには、海外の博物館協会から本誌に寄せられたお祝いの言...

［ジャンル ：

博物館運営

］

［原稿種別 ：

論文］

2010年08月20日更新

専門家's Eye

by水嶋　英治

初出媒体：博物館研究

歴史都市の破壊と発展 ―博物館の役割を再考する寧波宣言―

常磐大学大学院教授・研究科長 水嶋英治 　かつての高度経済成長期や「日本列島改造」論を推進した我が国のように、今日の中国は急激な発展を遂げ、都市開発の名のもとに貴重な文化遺産が破壊されている。北京オリンピックが開催される1〜2年前の北京市内の顔とオリンピック終了後の都市の顔はまるで別人で...

［ジャンル ：

その他

］

［原稿種別 ：

論文］

2010年08月20日更新

専門家's Eye

by水嶋　英治

初出媒体：博物館研究

野外博物館の役割と限界 ―歴史的発展と現代社会における可能性―

常磐大学大学院教授・研究科長 水嶋英治 はじめに 　世界ではじめて野外博物館として開館したのは1891年のスカンセンであると言われている。都市化の波によって消滅の危機に晒された伝統的建築物は行き場所がなくなり、取り壊されるか、あるいは「収集」という名の移築工事によって延命措置が施され、閉鎖...

［ジャンル ：

保存・修復

，

展示

］

［原稿種別 ：

論文］

2010年08月20日更新

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